(甲府名山候補)
御巣鷹山(おすたかやま)1,522m

   
甲斐百山に選ばれた中津森に対して、鞍部を挟んで北東側にあるのが御巣鷹山です。
「甲斐国志」の中に「山中ニ巣鷹山五ヶ所アリ古ヨリ黒平村之ヲ護ス」とあり、この五ヶ所の中の一つだと思われます。
中津森から御巣鷹山へと続く稜線の西側にあるのが野猿谷、東側にあるのが板敷渓谷で、二つの流れが合流する場所が荒川ダムになります。
車で甲府市黒平の黒戸奈神社周辺から林道奥仙丈線を南下し、林道荒川支線の合流点を過ぎると右手に奥仙丈2号支線が現れます。
ここを入っていった所が登山口になり、林道の左手・南側のピークが中津森、右手・北側のピークが御巣鷹山になります。

   
2万5千分の1の地形図とYAMAPを頼りに登山開始。
中津森にはわずかながらあったテープなどの目印もほぼなく、方向を間違わないように慎重に登ります。
登ったのは11月中旬ですが、御巣鷹山の紅葉は終盤。だいぶ散っていますが、ちらほらと紅葉が残っています。
足下は落ち葉の絨毯になっていて歩きやすいですが、傾斜は結構きついです。
最初の小ピークを越えたら、一度少し鞍部に下ります。

   
もう一度尾根を登り返すと、露岩のあるピークに出ます。岩に上がると、少しですが東側の展望が開けています。

   
再び少し鞍部まで下っていきます。ここに痩せ尾根になっている箇所があり、西側が崖になっていて展望が開けています。
行程の中で一番展望がある場所で、左に太刀岡山、右に鬼頬山・黒富士、その間の奥の方に八ヶ岳が望めます。

   
最後の登り返しがあり、三角点のある御巣鷹山山頂に到着。木製のプレートが設置してあります。
樹木に覆われており、展望はありません。

   
帰りは落ち葉の絨毯のお陰で、サクサクと歩くことができました。勢いよく下りすぎて何度か方向を間違えそうになりましたが。

   
帰りは車で林道奥仙丈線を黒平方面には戻らず、荒川ダム方面へ南下。
少し進んで振り返ると、左側に中津森、右側に御巣鷹山がよく見える場所があります。

   
林道奥仙丈線をさらに南下すると展望が開け、昇仙峡一帯の紅葉が一望できました。
西の彼方には甲斐駒ヶ岳を初めとする南アルプスも望めます。

   
さらに南下して荒川ダム(能泉湖)に到着。標高を下ったので、こちらはまだ紅葉真っ盛りという感じ。

   
湖面に映る紅葉も綺麗でした。


back