(甲府名山候補)
倉沢山(くらさわやま)1,762m
乙女高原から南へ、甲府市と山梨市の境界線をたどったところにあるのが倉沢山です。
「日本山岳ルーツ大辞典」(竹書房)によると、笛吹川の支流の岩場(倉)の多い沢川を源頭として聳え立っている山という意味だそうです。
付近にクリンソウの群落があるとガイドブックに書いてあったので、本当は花の咲く6月頃に来たかったのですが、
山頂までの笹藪にダニがいるという情報を知って、なるべく寒くなった林道閉鎖直前の11月末に登ることにしました。
車で甲府市の荒川ダムを越えて野猿谷林道、御岳林道と上がっていき、黒平町の黒戸奈神社を過ぎた辺りの分岐を、荒川林道(乙女高原方面)へと進みます。
荒川林道の途中には金峰山の眺めの素晴らしい場所があるのですが、この日は雲の中でした。
甲府盆地は快晴でしたが、奥秩父方面の天気は怪しい雲行きで、とても寒い日和でした。
乙女高原に到着。すでに山荘の今季の営業は終わっているようです。高原も枯れ野原です。
乙女高原の山荘の北側の荒川林道が大きくカーブする箇所、鉄塔の建っている辺りが倉沢山の登山口になります。
林道から北側斜面をのぞき込むと、登山道があるのがわかります。
少し下ると、未舗装の林道に合流します。林道をしばらく歩くと、目の前に倉沢山が見えてきます。
ここから林道を外れて、甲府市・山梨市の境界尾根沿いに登りました。
笹藪に覆われた斜面をひたすら登っていきます。頂上に近づくにつれ、笹藪は少し薄くなってきます。
途中の幹に足を引っかける罠のような、謎のワイヤーが張ってありました。
頂上に到着。木の幹に山頂プレートが取り付けられています。
標高は山と高原地図では1,762mとなっていますが、山頂プレートは1,760mとなっています。
写真を何枚か撮って下山開始。南側の木々の間から富士山が見えました。
下山を始めたタイミングで雪が舞い始めたと思ったら、結構な勢いで降り始めました。
晩秋の登山はこういうことがあるので、油断大敵ですね。防寒対策はしっかりした方が良いです。
ちなみに倉沢山南側斜面を下りきった辺りには、草むらの中に小さな沢や沼が点在しています。
うっかり踏み抜いて、片足が泥だらけになりました。
少しコース取りを間違えたりしましたが、なんとか藪を抜けて林道まで戻りました。
林道も雪で白く染まっています。来た道をたどり、無事荒川林道まで戻りました。