甲府名山
10.興因寺山(こういんじやま)854m
11.淡雪山(あわゆきやま)
792m
山岳雑誌「山と渓谷」に「全国隠れ名山」という連載企画があります。
2012年4月号(2012年3月15日発売)で紹介されていたのが淡雪山と興因寺山でした。
当時、山梨百名山をD難度の3山以外は登り尽くして次に登る山を探していたので、
雑誌を読んだ翌週の2012年3月24日にさっそく登ってきました。
2020年新春、甲府名山に選定されたのを機に、8年ぶりに登ってきました。
車で和田峠を上がり、千代田湖近くの駐在所前で道を曲がってさらに山の方へ上がっていきます。
大正池というため池と今は休館しているユースホステルの前を通り過ぎて、突き当りまで進みます。
突き当りの金子峠(きんすとうげ)は展望もよく、1、2台分くらいの駐車スペースがあります。ここに車を停めて歩き出しました。
歩いて10分ほど「淡雪山の露岩」という標識のある稜線に出ます。
花崗岩の白砂が美しい稜線で、淡雪山という山名もここから由来しているのだと思います。
振り返ると、先ほど通過した大正池が、そして宗教施設の屋根の向こうに八王子山が見えます。
さらに少し進むと、南に富士山、西に南アルプスの峰々が望めます
。甲府盆地の眺望もすばらしい。
白砂と松と青空のコントラストが美しい稜線に別れを告げ、林の中に入っていきます。
それでも木々が途切れる場所があると、甲府盆地と峰々が見渡せます。歩いて間もなく
淡雪山山頂に到着。
さらに東へ歩くと、
三角点のある興因寺山山頂に着きます。
近くに電波塔が建っているほか、足元は下草に覆われていて、休憩するのにちょうどいい場所です。
ここからは木々の間の穏やかな道を下っていきます。森の中には鳥獣捕獲用と思われる罠がありました。
道の途中には古湯坊方面へ下るための分岐があります。
もう一つのため池、昭和池へと下山。ここからは車道を歩いて出発地点にもどります。道中には連続テレビ小説「花子とアン」のロケ地となった場所があります。
2014年のドラマ放映当時は上記の写真のようなロケセットが建てられていましたが、今は取り壊されて田畑が広がるばかりです、
昭和池から大正池への道中には、このほかあちこちに石仏などもあり、眺めながらのんびりと車のところまで戻りました。
ちなみに興因寺山という山名の由来となっている興因寺は甲府市下積翠寺町にあります。