甲府名山
14.八王子山(はちおうじやま)600m





   
釣りスポット、お花見スポットしても親しまれている千代田湖。その千代田湖湖畔にあるのが八王子山(白山)です。
「甲斐国志」には「下帯那、逓K、和田三村ノ界ニ突起セル禿山ナリ山頂ニ権現ノ祠アリ」と八王子山についての記述があります。

   
八王子山の特徴的なところは、北側と南側で全く違う様相を呈しているところです。
千代田湖側の北面は、典型的な里山といった感じです。


   
一方、山頂を含む稜線を境界として南側は、花崗岩で覆われた岩山になっています。


   
美しい花崗岩の白砂が松の木と相まって、まるで日本庭園のような風景が楽しめます。


   
稜線からは甲府名山の峰々が一望できます。
北面を望むと、千代田湖の向こうに岩壁が見えるのが羅漢寺山のある御岳昇仙峡周辺。
やや左手の弧を描いたように見えるのが観音峠で、その右側が黒岳、鬼頬山の辺りです。
やや右手の奥のはるかかなたが金峰山のある奥秩父山系です。


   
南面を望むと、目の前に広がる盆地を挟んで、左手の手前にあるのが湯村山。
さらに左手奥に見える市街地にせり出している山が愛宕山、大笠山の辺りです。
盆地を挟んで右手を見ると、千代田湖の向こう岸にあるのが片山です。


   
北の彼方には八ヶ岳の姿も見えます。



   
北側の千代田湖畔からは10分ほどで、山頂に着きます。
また、南側の湯村温泉郷や緑が丘スポーツ公園方面から、湯村山を越えて1時間ほどかけて登るルートもあります。
頂上には白山八王子神社が祀られており、
天照大神と素戔嗚尊の間で身の潔白を誓約する際に生まれた三女神と五男神を御祭神としたことに由来するそうです。


   
2020年秋には、立派な甲府名山の標柱が立てられていました。




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