甲府名山
19.愛宕山(あやま)423m


甲府盆地で生まれ育った人間ならきっと一度は訪れたことがある愛宕山こどもの国。
舞科学館や少年自然の家、変形自転車広場などがあり休日は親子連れでにぎわいます。
愛宕山山頂直下までは車で行くこともできますが、甲府駅前から歩くハイキングコースもあります。
甲府名山にも選ばれたということで、何十年かぶりに歩いて登ってみました。


甲府駅の北口に降り立ち、2019年の甲府開府500年を記念して設置された武田信虎像を拝んで、行程開始です。

   
甲府駅北口は貴重な建築物の宝庫でもあります。
甲府駅北口広場に建てられた藤村記念館は、明治8年に作られ、平成22年にこの場所に移築された、擬洋風建築の建物です。
道路を渡って北側にそびえたつ山梨日日新聞・山梨放送の本社ビルは、世界的な建築家・丹下健三の設計した建物です。
2016年から2017年にかけて公開されたアニメーション映画「傷物語」の劇中では、このビルをモデルにした建物が印象的に使われています。


   
また、甲府駅北口の東側には、再建された舞鶴城の山手門や、昔懐かしい蔵造りの店舗が並ぶ甲州夢小路があります。


   
少し東に歩くと、大正6年創業のサドヤ醸造があります。レストランや式場があり、地下のワインセラーの見学もできます。
歩を進めて、「ここで転ぶとよくないことが起きるので念を入れて歩け」ということで名付けられたという三念坂を登っていきます。

   
山梨英和高校脇の「古の道」と書かれた石畳の道を登っていくと、配水場に出ます。
1959年に公開された山本富士子主演の音楽映画「いつか来た道」では、サドヤ醸造や配水場がロケ地として使われています。


   
配水場を過ぎると、間もなく道は山道となります。意外と勾配のある道をしばらく登ると愛宕山・こどもの国に到着。
駐車場から階段を登ったところに愛宕山の標柱が立てられています。


   
標柱の場所から陸橋を渡った先の遊具のある丘の辺りが地図上の山頂のはずですが、標柱をなぜあの場所にしたのかよくわかりません。


   
プラネタリウムもある科学館の建物の上が展望台になっており、素晴らしい眺望が広がっています。
甲府盆地の地形がよくわかる場所として、NHKの「ブラタモリ」の中でも紹介されたことがあります。


   
盆地の向こう側には富士山が見えます。


   
西側に目を向けると、白根三山・鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳などの南アルプスの峰々が見えます。

 

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